予備校に入る





高校3年になり周りのみんなも受験モードに少しずつ変わっていくこの時期。親には予備校を無理強いされ、友達にもさそわれたので、ある予備校にはいった。

最初はしぶしぶ英語だけとり、週2で通っていた。しかし真面目に通ったのは最初の1か月くらい。

1か月たってから予備校で寝るようになり、講師の人にもチューターのひとにも怒られっぱなしだった。それでもさぼり続けてたらそんなキャラが定着して行き、チューターの人もあきれかえっていた。

それでもあきらめず何度も声をかけてくださったチューターの人には今ではすごく感謝しています。しかし当時はチューターの目をどうかいくぐるかだけを考えていてた

そして前期で英語をやめ、後期は見た目だけ予備校に所属するため、週1ですむ数学をとっていた。

もちろんその週1回の数学ですらさぼっていた。

当然成績はあがるはずもなく、常に偏差値25〜35の間にいたけど別に自分はそれでもよいと思った。

馬鹿キャラも定着し、それはそれで楽しかったからだ。

で、ついには模試でもずるをするようになっていた。
夏も過ぎみんなが受験一筋になっていく頃、自分のまわりもピリピリしてきて、親やチューターも口うるさく勉強しろというようになって来たので一度だけ模試でずるをしてしまった

模試は自習室でなら前もって受けられるシステムで、管理も甘かった。そこを利用し、教科書を見ながら適当に偏差値54くらいをとれるように答案用紙をつった。
そしてちょうどいい感じの答案を作り提出をした。
そして一ヶ月が経ち結果がでた。

「これでチューターも今回は特に怒らないだろう!」くらいに思って成績表をとりにいったら大変なことになっていた。チューターが筆者のところに駆けつけてくれて感無量で一言「よくやったな!」他のチューター達も「よく頑張ったな!」「おまえならいつかやってくれるとおもった!」賛辞の言葉の嵐です。

「偏差値50ちょいでそれは大袈裟だろう」と思っていたら、あら大変
化学と地理の二教科で、偏差値65近くもとってしまった。

そのときの模試はなぜか平均点がいように低く偏差値50ちょい狙いだったのが65近くまで一気に跳ね上がってしまったらしい。もうこうなったら収集がつかない。
予備校内のランキングにまで乗っている始末。

まわりの人たちもこことぞばかりに賛辞を送ってきていた。筆者が好きだった子も「良く頑張ったね!すごいよ!」と言いに来てくれた。

筆者はとてつもない罪悪感と後悔の念に襲われた。軽い気持ちでやったこととは言えとんでもないことをしてしまった。
筆者がダメ人間だったからこそみんなは信じきって感動をしてくれたのだ。もうそうなったら今更冗談ではすまないだろう。

筆者はうそをつき通さなければならなくなった。

筆者はうそつきだけど人に迷惑をかけたり傷つけたりするうそだけは絶対につきたくなかったから、このときは本当に後悔した。
真実をみんなにいったら感動してくれた人みんな、特にいままで温かく見守ってくれたチューターはがっかりするだろう。

そこで筆者は決意した。「こうなったらうそを本当にしてやる」


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筆者の受験勉強時代